また、道路工事を思い出してしまいました。インフラの整備は大いに結構でしょう。ですが、毎年同じ場所を掘り返す愚をいつまで繰り返していくのでしょうか。どうせなら、道路の地下にしっかりとした共同溝を整備して、電気、水道、ガスなどのライフラインをしっかりと構築するべきではないでしょうか。街路の電信柱もなくなって街並みはすっきりするし、災害時の復旧も容易になります。
 表皮だけ削り取って、対処療法に明け暮れるのはもうそろそろ止めにしませんか。戦後処理の問題、財政金融破綻、政治倫理腐敗、どれを取っても同根なような気がします。そうそう、沈丁花も一株が白紋羽病にやられていると、隣の株もまず同じ病気に罹っているそうです。

 落ち着きのある早春を取り戻したいと思います。梅が匂い、桃の花が咲き、沈丁花の香りに包まれながら、次の主役である「桜」の登場を待ちたいものです。ただでさえ風の強い季節に、むやみに土煙を上げるのは無粋の極みというものでしょう。

春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
ときにあらずと 声もたてず

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急(せ)かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か

 『早春賦』
  詞:吉丸 一昌



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© 2003ynishioka